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今日のこの日に。
今日4月26日は我家の愛犬こたろうの8歳のお誕生日でした。
でした。なのです。そう過去形になってしまいました。
約一月半ほど前、彼は急逝しました。
ここから先は、ペットの死という非常に暗い内容な上
ありえないくらいの長文になっていますので
読んで下さる方は、お時間のある時に先へお進み下さい。
愛犬こたろうとの別れは突然やってきた―

こんな台詞を一生の間で使う出来事があるなんて思ってもいませんでした。
血管肉腫-血管にできる悪性の腫瘍。ガンの一種です。

3月10日(土)
朝、仕事に出かける準備を始めるといつものように
ケージに入れられたこたろうは
「オレも連れて行け!」と言わんばかりに暴れまくる。
いよいよ部屋を出て行くとなると、吠える吠える。
そんなに暴れて吠えてもどこかへ連れて行ってもらえた試しなどないのに
「学習せんやっちゃなぁ~。やっぱりバカなのか?」
こんな思いを巡らせるのも日常。
夕方帰って来るとまたいつも通り
「ここから出せ~。遊べ~」
のアピールがあるかと思いきや、何だか静かな様子。
「こたろう、どうした?」と頭をなでて、耳のあたりを触ってみたけど
熱はないみたい。またお腹でも壊したか?拗ねているのか?
ちょっとした事で、大げさにグッタリとした様子を見せるのでまたそれか、と思っていました。
まだ、子犬の頃ペットシーツを食べてお腹が痛くなったとき
グッタリしているのを見て、犬の飼育初心者だった私たちは
必要以上にかまってしまうという失敗をしてしまいました。
こたろうはそれをちゃんと覚えていて
少しでも体調が悪いと、大病を患っているかのような態度をとるんです。
またなの~、と思いつついつも通っている動物病院は終わってるし
明日は日曜でお休みだし、明日一日様子を見て
まだ元気が無かったら月曜にでも連れて行こうという事に。

3月11日(日)
注文していたテレビが思いのほか早く届き
朝からバタバタと旦那と二人でセッティングをしていまいた。
こたろうは相変わらずあまり元気が無い様子。
う~ん、これはやはり明日病院かな~と。
夕方少し買い物に出て帰宅。
夕飯を食べようとすると、ケージの方から物音が・・・。
見るとこたろうの足元には、大量の血尿!
慌てました。もう明日何て言っていられる状況ではなくなりました。
子犬の頃しばらく通っていた動物病院なら
少し離れているけど、日曜もやっているので即電話。
もう夜7時を過ぎていたけど確か7時半までの診療のはず。
無事繋がって状況を説明すると、すぐに連れてきて下さいとのこと。
夕飯はそっちのけで、旦那と二人こたろうを車に乗せ行きました。
ここの病院、ものすごく評判が良くて
予約制を取っていてもいつも混んでいて
その日ももう終わる時間間近なのにまだ5組ほど待っていました。
病院に着くなり床へペッタリと伏せてしまったこたろう。
相当辛そうです。
あぁ、こんなことなら昨日ここへ連れて来ればよかったな。
正しく後悔先に立たずな気持ちでした。
30分ほど待ちようやく診察室へ。まず、看護士さんの問診から始まります。
10分ほど色々聞かれ、その後しばらくして先生が来ました。
今日は若い女性の先生です。
院長先生は私と同い年の男の先生で、結構イケメン。
実はちょっと好みのタイプだったり(笑
先生は、問診と今の様子から考えられる病気を
いくつか説明して下さり、とにかく詳しく検査してみないととの事。
先生の話し方から、あまり良くない状態なんだと思いました。
入院ということで、こたろうを預け家路に。
もちろん病気の事はとても心配でしたが
それにかかる費用もとても心配だったことも事実です。
手術となれば10万ではきかないでしょうから・・・。

3月12日(月)
私は仕事でしたが、第二月曜で旦那は休みでした。
お昼過ぎに病院から電話が入るとの事だったので
話を聞いておいてね~とお願いして仕事へ。
帰り際、結果を聞こうと家に電話を入れると
院長先生からお話があるので、診療が終わる頃、面会がてらお越しくださいと。
ここの病院、院長先生が出てくる=大変な病気ということなんです。
この時点で、私は色々な意味で覚悟を決めていました。

7時半少し前に病院へ。終診間近なのに相変わらず混んでいる。
少し待って診察室へ。看護士さんに抱かれてこたろうが来ました。
診療台に乗せられ酸素マスクをあてがわれる。
グッタリとしたその様子は、素人目にもかなり悪い状態だと分かります。
「こたろう」と呼びかけると、チラッと目だけを向ける。
目は合っているのだけど、見えているのかいないのか。
只ただ苦しそうに呼吸をしている彼を撫でながら
旦那がいきなりボロボロッと涙をこぼし号泣。
まただよ。涙もろい奴だ。
私だって泣きたいんだよ。でも、先生の話をちゃんと聞きたいから
今泣いちゃうと止まらなくなりそうだから我慢しているのに。
コイツはいつもそうだ。
結婚式でも花嫁の私を差し置いて先に泣きやがった。
もともと人前で泣くのが苦手な上に
誰かに先に泣かれると、何だか泣くのを躊躇してしまう。
「泣くなよ~」とティッシュを渡し、先生を待つ。
10分ほどして先生が来ました。
「こんばんは~。」笑顔の中にも神妙な面持ちが感じられる。
先生は、私たち飼い主があまりショックを受けないように
言葉を選びながら説明を始めた。
そして、こたろうの病名が告げられる。
「血管肉腫」
血管に悪性の腫瘍ができ、それが豆腐のようにモロモロになり
何かの拍子で破裂して大量の内出血を起こすのだそう。
そうなると完全に末期で、数時間~数日で死を迎えるそうだ。
早期発見は非常に難しく、ほとんどの場合こたろうのように
手遅れの状態になって初めてガンに侵されていたことを知る。
それと言うのも、この血管肉腫は全く痛みがないらしい。
高齢の犬がかかりやすいこの病気は
見た目ちょっと食欲が落ちたり、体力が無くなったりするくらいで
飼い主も「年をとったからなぁ~」で済ましてしまうのだ。
いつもはちょっと体調が良くないだけで
大袈裟に「ボク病気なの」な態度をとるクセに
本当にひどい病気な時に限って元気な素振りを続けるなんて。
何だよ、もう。切なくなるじゃないか。
とても丁寧な説明のあと「明日の朝まで持つかどうか分からないです」
と、一番言いにくかっただろう言葉を先生は口にした。
「このままお預かりしても良いですし、連れて帰って頂いてもいいですよ」
預けた場合、ずっと付きっ切りは無理だけど
動物看護士をしている奥さんと交代で一時間おきくらいに
様子を見てくださるとのこと。
もういよいよの時は、夜中でもよろしければお電話しますと。
「どうする?」
結局ずっと泣き続けていた旦那に聞いてみた。
「預かってもらう」と涙声で答える。
よろしくお願いしますと告げて家に帰った。
帰りの車の中で、やっぱり連れてきたほうが良かったかな
と言い出す旦那。
でも、あんな辛そうな姿見てられないし・・・。
一人でグルグル葛藤しているようだ。

3月12日(火)
眠れないと思うけど、仕事があるからと言って旦那には寝てもらった。
私はいつ電話が来るか分からないので
起きていられるだけ起きているつもりだった。
深夜一時半ごろ、とりあえずお風呂でも入っておこうとお風呂へ。
お風呂から上がって、脱衣所からリビングに目をやった時
ふっとリビングの奥の方で影が走った。
?と思いつつ、髪を拭きながらリビングへ移動し
ファンヒーターを点けようと少しかがむと
足元にまた影が走った。
「間違いない。こたろうだ」
そう思った瞬間、ブワッと一気に涙がこぼれ落ちた。
またまた~、とこういった話を気のせいと言う人もいるだろうが
私には、確信できた。
こたろうが帰って来たんだ。
拭いても拭いても涙が止まらなかった。
やっぱり帰って来たかったのかな?私はまた後悔した。
このことは旦那には内緒にした。
きっと彼は私以上に後悔するだろうから。

明け方5時ごろから少しウトウトしてしまい、電話の鳴る音で目が覚めた。
7時少し前。もちろん病院からの電話だ。
6時過ぎに見た時はまだわずかに息をしていたけど
ほんの30分ほど目を離した間に逝ってしまったそうだ。
診療の始まるころお迎えに来てくださいと言われたので
私は丁寧にお礼を言って電話を切った。
電話の音で起きたのか旦那が二階から降りてきた。
「ダメだったって・・・。」
その朝は、二人とも交わす言葉が浮かばなかった。
「こたろう頼むね」といって旦那は仕事に出かける。
私は診療の始まる8時を待って迎えにいった。
木目がプリントされた綺麗な箱の中
真新しいバスタオルの上に横たわっているこたろう。
眠っているだけで、今にも起き出しそうだ。
傍らには小さな花束と、少量のフードとおやつも入っている。
この時はさすがにあふれる涙をおさえ切れなかったな。
ひとしきり泣いて、先生と看護士さん達にお礼を言い家に。
一人で運ぶにはちょっと大変だった彼を
どうにかリビングまで運びケージの前に横たえた。
お帰り。寂しかった?ごめんね。
今日一日は一緒に家で過ごそうね。
お花もたくさん買ってきて、箱いっぱいにしようね。
また泣いた。本当は人一倍涙もろいんだよな。
夜旦那が帰ってからは、こたろうの思い出をたくさん話しました。

3月13日(水)
こたろうを火葬場へ。
今はペット霊園とかもあるけど
何だかそういう所を利用する気にもなれず
一般の火葬場へ連れて行ってお願いしてきました。


一月半たった今でも家を出る準備を始めるとき
またこたろうが暴れまくってうるさくするんだろうな~
なんて、無意識に考える自分がいてちょっと驚いたりします。
確かに可愛がってたし、それなりに大切にはしていたけど
他の多くの飼い主さん程にはしていなかったと思ってたので。
でも、もうすっかり元気なので皆さんご心配なく^^

最後まで読んでくださった方。ありがとうございました。
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【2007/04/26 23:55】 | 雑談 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
<<ダメだ・・・・・。 | ホーム | お楽しみクラッカー。>>
コメント
;-;
ちりりさんのお話聞いて実家で飼ってた猫を思い出しました。
ジジという黒猫だったんですけど、彼女は夏バテタイプだったので、今年もまた夏バテしてるね><なんて話をしていたのですが、動物病院に連れて行ったらウイルス性の白血病だったのです。
私は出産を1週間後に控えていたので、ショックを受けてはいけないと母が隠していてくれたのですが、聞いた時にはショックでたまりませんでした。

でもね、その1ヵ月後に写真を現像に出したら出てきたんです。
オナカがでかいのも今だけだし、皆で記念に写真を撮ろうかって写真を撮ったときに普段なら嫌がって写真を一緒に撮らせてくれないジジが一緒に写った写真が!!

ペットとのお別れって急でとても辛いものですけど、きっと天国で見ていてくれるって思っています。
【2007/05/01 13:38】 URL | あき #-[ 編集] | page top↑
>あきさん
コメントありがとうございます。
ペットとはいえやはり家族の一員なんだなぁ
と、改めて思った出来事でした。
大変長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。


他に、ネオペの方でも今回の記事にコメントいただいた皆様
ありがとうございました。
【2007/05/02 11:29】 URL | ちりり #EB29KFfw[ 編集] | page top↑
こたろう君は、我が家で飼っていたテキサスと同じ病気で死んだのですね。
テキサスは、白と黒の雑種で、私が一番可愛がっていた犬でした。
おもちゃを他の犬に取られたりすると、片足を上げて鳴く犬でした。
私が泣いていると、必ずおもちゃを取ってきて膝の上においてくれる優しい犬でした。
私達は、安楽死を選びましたが、黒い丸い目でじっと私の顔を見つめながら死んでしまいました。
ちりりさんのご主人と一緒で、うちのダンナも先に泣き出したので、泣くにも泣けず辛かったです。
【2007/05/08 06:44】 URL | Kimmy #-[ 編集] | page top↑
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